2010年1月24日日曜日

Performing Body 2009

今年に入ってから3週間、勤め始めてから5年目になる玉川大学での卒業公演「Performing Body 2009」のための稽古に追われていました。今年は過去最多の100人近くの学生がこのプロジェクトに参加して、年々玉川大学でダンスが浸透していっているのを感じます。

私が玉川大学に勤めさせていただく事が決まったとき、いったい週一回のクラスでコンテンポラリーダンスのどんな事を教えたら良いのかすごく悩みました。ダンス専門の大学ではないので、何を教えたら学生の役にたつのかの答えを出すのに時間がかかりました。例えばコンテンポラリーダンスのテクニッククラスをやっても良かったわけですが、果たしてそれが大学、という教育機関で学ぶに値する事なのかどうかなど、いろいろ考えてしまったわけです。
結果選んだのは、学生たち自身の創造性を引き出す事、つまり学生たち自身が作品を創れるようになるような授業でした。しかし、実際作品を創るためには、作品創りの一番
最初の要素となる「動き」が創れるようにならなくてはなりません。そこで、2年生から3年生の春学期の終わりまでは、どうしたら自分の言葉となる動きを生み出せるかを、主に即興を繰り返してひたすら研究する、というカリキュラムを組みました。そしていよいよ3年生の秋学期から4年生の卒業公演にむけて作品を創るテクニックを深めていきます。

5年前の、始めたばかりの年の私のゼミの人数はたったの2人。もちろん照明も衣裳も音響もついた劇場での公演が成立する訳もなく、細々と、ひっそりと、いつもの稽古場でそれぞれの学生の作品を発表したものです。それが年々コンテンポラリーダンスに興味を持つ学生が増え続け、それに伴い公演を観に来てくださるお客さんの数もどんどん増えていきました
先輩の背中を見つめながら、学生は毎年どんどん力をつけて行きます。今年あたりはそれぞれの学生のオリジナリティーが色濃く出てくるようになって来たように思います。

いつも卒業公演寸前になると、みなみや卒業生が手伝いに来てくれます。みんなで夜中過ぎまで、あーでもない、こーでもないと言いながら作業を進めます。涙あり、笑いありの非常にドラマチックなプロセスです。

そして今年もすばらしい公演に仕上がったように思います。今年は民族舞踊が2作品、古典の琉球舞踊が1作品、コンテンポラリーダンスが6作品、そしてバレエの堀内充先生が振り付けをなさった作品が1作品と、計10作品の公演となりました。4日間とも満席で沢山の方々に観ていただけました。

これからも学生たちと一緒に、勉強と研究を続けて行きたいと思います。

さや

2 件のコメント:

  1. 21日の公演拝見させていただきました。
    素晴らしかったです!!
    考えさせられたり、笑ったり、魅入ったり。
    鳥肌が立つ場面もありました。

    体操部の学生も4名いるのですが、彼ら彼女らの活躍が見られてとてもうれしかったです。

    ありがとうございました!

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  2. Ryojiさん、コメントどうもありがとうございました!
    そして公演、観に来てくださって本当にありがとうございます。

    体操部のメンバーの活躍はすばらしいものです。動ける身体を巧みに使って、わくわく、どきどきする動きをどんどん生み出してくれます。

    これからも学生たちと一緒に、泣いたり笑ったりしながらいろんな作品に挑戦して行きたいと思います。

    ありがとうございました!!

    さや

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